円満な別れをすると、忘れられてしまうんじゃないか。とか、私が前に進んでいると思って連絡してこないんじゃないか。なんて事を心配する方が意外に多いんですよね。でも、これは間違い。円満な別れのほうが復縁成功率は圧倒的に高いです。
円満な別れだと、忘れられてしまうんじゃないか。という不安。
円満な別れっていうと、
別れを受け入れ、お互いに感謝を伝えて別れるようなケースを想像する人が大半だと思います。
私が言う円満な別れ。というのもこの通りです。
こうした、円満な別れをする。ということは、自分のことを振った彼や彼女に対して「私も前に進む。」と言うようなものなので、
忘れられてしまうんじゃないか。とか、未練がなくなるんじゃないか。とか、私が前に進むと感じて彼は未練を感じても連絡をくれないんじゃないか。
なんて不安を抱えている人が、何気に沢山いるんですよね。
冷静になれば分かるはずです。
良い別れ方だったからこそ、忘れないのです。
円満な別れだったからこそ、いい出会いだった。と未練を感じるのです。
連絡をするしないに関しては、振った本人が振った相手に対して連絡する。ということ自体が稀で、実際にそういった行動をする場合は、相手は相当な覚悟(強い未練)を感じているわけです。この場合、あなたが前に進んでいるかどうかなんていう事は、大した問題にはなりません。むしろ、あなたが前に進んでいるからこそ、相手が後悔し未練が強くなる。ということのほうが可能性としては高いです。
ですから、こういった心配をしてしまうのは、自分の都合でしか考えることが出来ていない証拠なのです。
円満に別れたり、自分が前に進む事が直接的or間接的に相手に伝わることに危機感を感じて、別れを受け入れなかったり、しつこく縋ったりするのは、
復縁を目指すなら、それは自分で自分の首を絞めているとしか言いようがありません。
事実、円満な別れの場合、円満でない場合よりも、復縁率は5倍。
私の持っているデータは、数が124件と少ないので、統計学的にズバリな数字ではないですが、
少なくとも、私のデータでは、円満な別れの場合と、円満ではない別れの場合では、復縁率は約5倍違います。
よく、別れ際の対応で復縁出来るか否かの大半が決まると私は言っていますが、この論拠はここにあります。
また、普通に考えて貰っても分かるはずです。
別れ際に円満ということは、別れてしまったけど私達が出会ったということは良かったことだ。とお互いに認識することです。
逆に、別れ際に円満でなかった。ということは、振った側は「こんなに別れ際にグダグダするなら付き合わなければ良った。」というように思う可能性が高いです。今までの付き合いを含めて、否定的に捉えてしまうわけです。
後者の場合、相手は、復縁したい。と思うでしょうか。思いにくいですよね。下手すればトラウマになります。
ですから、復縁を目指すなら円満に別れること。これは絶対ですし、相手を後悔させたい。と思うのであれば尚更、円満に別れるべきなのです。
まとめ
別れ際というのは、どうしても感情的になってしまい、冷静さを失ってしまいます。
また、振られた側は自分を否定されたような気持ち、もしくは相手に裏切られたような気持ちになりがちで、どうしても自分よがりな判断をしがちです。
別れ際に、相手を思いやり、余裕を持って対応する。なんていうことは難しいことですが、出会いから今日までを考えて、相手に出会えたことや過ごした時間への感謝の気持ちがあるのであれば、別れ際に攻撃的になったり相手を苦しめることはどれだけ情けないことか。ということを理解することが出来ると信じています。