冷却期間に手紙を送るのって復縁を目指すならアリなのかナシなのか。これについて博士に解説をしてもらいました。手紙を送りたいけどどうしようと迷っている方は是非参考にして下さいね。
「はかせ〜。冷却期間中に手紙を送ろうと思うんだけど、どうかな?」
「どんな内容?」
「反省とか、感謝とか、いま自分が変われてる事とかさ」
「どうしてそれを送りたいの?」
「えっ。相手に伝えたいから。」
「そうか。ちょっと一回整理しようか。」
手紙は、重い
手紙は重いです。
重いといっても、悪い意味ではなく、気持ちがこもっている。というようなニュアンスで捉えて頂ければと思います。
メールや電話と違い、気軽に出来るものではないですからね。
便箋や封筒を買い、切手を買い、便箋に文字を書き、封筒に入れ、ポストへ投函する。
と、結構な労力がかかりますから。
送る方も、それなりの「気持ち」がないと送れないわけです。
また、性別による差もあります。
女性は手紙のやり取りを日常的にする場合もあるでしょう。遠方に住む友達へ手紙を出したり、誕生日プレゼントに手紙を添えて送ったり。
しかし、男性はこういう事はしません。
女性からすれば「手紙を送るのはそんなに大変なことじゃないよ。普通のこと。」と思っていても、男性からすると「手紙はとても大変なもの。普通じゃない。」こんな風に認識の違いがあります。
ですから、女性が男性に手紙を送る場合は、女性が思っている以上に、重く受け止められます。
冷却期間と手紙は、意図が真逆
冷却期間は、一言で言えば、私のことを忘れさせる為に置きます。
詳しくは冷却期間の本当の意味と冷却期間による相手の心理変化について辺りを読んで下さい。
手紙は、気持ちがこもってますから「私にとってあなたは特別だよ。」と伝えているようなものです。これは私はあなたのことを忘れない。あなたも忘れないでね。というようなニュアンスも含まれていると言えるでしょう。
ですから、冷却期間と、相手に手紙を送るのは、狙いや効果が真逆なんですね。
ですから、冷却期間の効果を打ち消してしまいます。下手すれば、冷却期間を置いた事が裏目に出てしまうことも。
今までずっと連絡がなかった人から、手紙が届くわけですから、そのギャップで、重さを強烈に感じてしまう事が考えられるからです。
あなたも、以前に、別れた元カノや元カレから、いきなり感謝の手紙が届いたら、「その人の未練の強さ」にビックリするでしょう。
つまり結論を言えば、冷却期間中に手紙は送らないほうが良い。となります。
まとめ
冷却期間を置いているなら、手紙を送るのは辞めた方が良いでしょう。
キツい言い方をすれば、それはあなたの善意の押し付け。エゴです。
相手が、その手紙を貰ってどう思うか。ということを考えれば、自ずと答えは出るはずです。
自分のことよりも、相手の立場に立って考えることは、復縁の基本ですから、この事を忘れないようにしましょう。