マリッジブルーに自分がなってしまった。もしくはパートナーがなってしまった。これによって関係が不安定になりそうorなってしまった場合の対処法をそれぞれ解説します。
マリッジブルーの原因・心理は?
解説するまでもないですが、マリッジブルーになる原因は、「変化に対する不安」です。
結婚とは自分の人生を大きく変化させるイベントですから、気軽なものではありません。その変化に対する不安がマリッジブルーの原因です。
男性がなる場合もありますが、男性がなる場合は「もうちょっと遊びたい」とか「この相手でいいのか」というような結構、ゲスいというか分かりやすい理由が多いです。
マリッジブルーになるのは女性が圧倒的に多いです。
主な理由は下記の4つ
・キャリアを諦めなくてはいけないということ。
日本は、女性が結婚して退職した場合、再就職が困難であったり、再就職が出来たとしても、以前の給与水準や待遇には遠く及ばない場合があります。ここまで積み上げてきたキャリアを捨てることになるかもしれないことに対して、不安を感じてしまうのです。
・育児に関連する不安
子供を産んで育児をする。経験のない人からすれば、未知の世界です。果たして自分にそれが出来るのか。また、仕事と両立をしたい場合、特に不安を感じますね。
・自由が無くなるという事に対する不安
結婚をして子供を産めば、独身の頃に比べれば、当然ですが、自由な時間は無くなります。自由気ままに生きること、マイペースに自分らしく生きること。ということに固執している方は、こういった不安を抱えることが多いようです。
・経済的な不安
今の自分の稼ぎよりも、旦那さんが二倍稼いでいない限りは、今の生活水準を下げる必要性があります。(orその可能性があります。)
20代〜30代前半くらいのカップルであれば、こんな事は殆どありえません。実は、20代の給与平均は女性のほうが高いくらいですから。
結婚すれば、色々な事を我慢しなければいけなくなるわけですから、これを深刻に捉えてしまう方は多くいらっしゃいます。
人は、不安を感じれば、不安を解消する方法を模索します。分かりやすい解決方法としては、婚約を解消するという事になるでしょう。
しかし、周りを巻き込んでしまっていますし、相手の信頼を裏切ることになってしまいます。当事者には簡単には打ち明けることが出来ません。
こうして、自分の中で不安を溜め込む事になります。不安を溜め込むと当然ですが、余裕が無くなります。余裕が無くなると、視野が狭くなりますし、ストレスを抱え込み、ネガティブな思考に傾きがちです。
この状況がマリッジブルーなのです。
溜め込まない事が大事。
自分がマリッジブルーの場合、溜め込まないことが大事です。
溜め込めば溜め込むほど、自らを追い込み、余裕がなくなってしまいます。
多いパターンは、「この苦しみから解放されるには、婚約破棄しか無い。」というように決めてしまい、婚約破棄することを前提に相手に打ち明けてしまう。ということ。
これでは、建設的な話し合いは出来ません。
一度、不安を抱えたら、すぐにこの状況になってしまいますから、
できるだけ早い段階で、相手に打ち明けるべきです。
それによって、相手を怒らせたり、ガッカリさせるかもしれません。でも、相手と話すことでしか、現状を打開する方法はありません。不安を解消する方法はありません。
もうひとつ言えば、私はマリッジブルーだ。こういった不安を感じる。あなたはどう思う?というように、質問した時の相手の対応で、相手の本質が見えるでしょう。
それを見た後に、判断しても遅くないと思います。
逆に、パートナーがマリッジブルーの場合は、相手に溜め込めさせない事が大事です。相手を決して責めず、受け入れる気持ちで、相手が素直に自分の不安を吐き出せるような環境を作るようにしましょう。
話し合いの後は、冷却期間を置くべき。
マリッジブルーの大きな原因は、逃げ道がない。ということ。
婚約破棄をしてもいい。という逃げ道が出来ると、一気に人は楽になります。
「自分はあなたと結婚したい。あなたの不安を完全に解消することは出来ないけど、自分に出来る事はする。こういうことを自分は考えている。」
こういった事を言われたり、言った後に、「一度、お互いに冷静になったほうがいいと思うから、1ヶ月冷却期間を置こう。1か月後に連絡をする。その時に君が別れを選んだなら従う。」
というように、別れをあなたが選択するなら従うよ。というように伝えておくことで、随分相手の気持ちは楽になり、余裕を持つことが出来ます。
余裕が持てれば、人は楽観的になりますし、ポジティブになれます。
これによって、結婚に対して希望を持つことが出来るのです。
まとめ
マリッジブルーになったり、なりそうになったら、早いうちに不安を相手に伝えてしまいましょう。もしくは、伝えてもらいましょう。
話し合いの中で、本音を晒し、不安を共有し、不安を解消するために何が出来るか。を提案しましょう。
その後は、冷却期間を置くことで、相手にストレスのない状況で、結婚するか否かを考えましょう。or貰いましょう。
溜め込まないこと。溜め込ませないことがとても重要ですから、今すぐにでも電話をして会って話し合って下さいね。