冷却期間って沈黙してればいいんでしょ。といううさ子に対して、そう考えるのは危ないぞ。といううさ夫博士の会話をご紹介します。
「あ〜、退屈だなあ。」
「閑暇は心の充足ならで、その骨休めなり。っていうローマのキケロの言葉にもあるように、暇というのは心が満ち足りているっていう幸せな証拠だよ。」
「はかせのそういう話は更に退屈だよ。あ〜、冷却期間って暇だなあ。」
「ちょっと待ちなさい。冷却期間っていうのはただ沈黙してればいい。って思ってる?」
「えっ?そうじゃないの?」
「全て否定はしないけど、冷却期間=沈黙すれば万事OKとは僕は言えないな。」
「ん。どういうこと!ちゃんと説明して!」
冷却期間はただ沈黙すればいいってことじゃない。
まず、冷却期間というのは、冷却期間前の印象によって効果は180度変わると言って過言ではありません。
例えば、
ケンカ別れでそのまま冷却期間に入るのか、
ケンカ別れをしたが、最後に仲直りをして冷却期間を入るのか。
この2つ、効果はかなり変わります。
詳しくは、冷却期間による相手の心理変化についてで説明していますが、
冷却期間に入る前に何をしたか。そして、それによって相手の印象はどうなったのか。また、冷却期間を置くことで相手の心理はどう変化していくかを予想することが必須です。
この予想が出来なければ、冷却期間を無駄な時間として過ごすことになるかもしれません。
状況分析と、未来予測、そして、自分がどう変われば良いのか。変わるために何をすればいいのか。ということをしっかり見極めることが大事です。
冷却期間中に、相手から連絡が来たらどうする?コンビニでばったり会ったらどうする?
冷却期間は沈黙していればいい。というような短絡的な発想で冷却期間に入っていると、意図していない事が起きた時にテンパッてしまいます。
例えば、
冷却期間中に、コンビニでバッタリ会ってしまったり、飲み会に行ったら元カレが居たり、元カノからメールが来たり、というように、予想していない事が起きた時、あなたならどうするでしょうか?
なぜ、いま冷却期間を置いているのか。冷却期間の目的は何なのか。冷却期間後に何をしたいのか。ということが明確にないと、こういった事が起きた時に困ってしまいます。
よくあるのが、コンビニでばったり会った時、気まずくて目を逸らして逃げるように帰ってしまった。
これをしてしまうと、その後連絡がしにくくなります。連絡をしたら未練は確実に伝わります。
コンビニで会って、目をそらして逃げれば、相手は「ああ、もう俺とは接点を持ちたくないんだろうな。」と感じるでしょう。
その後、メールなどが来ると「あれ?俺と接点を持ちたくないってことじゃないのか。もしかしてあの時逃げたのは、俺のことを意識しすぎだったからか。」というように、悪いギャップによって、あなたの未練は筒抜けとなってしまうでしょう。
冷却期間は沈黙。ということに固執しすぎると、こういった失敗をしてしまいがちです。
結局のところ、冷却期間後に何をするかが重要なので、いまコンビニで彼のことを無視したら冷却期間後にメールしにくくなるなあ。挨拶くらいしておいたほうがいいな。というような発想が咄嗟に出来るかどうかが重要なのです。
まとめ
冷却期間は、ただ沈黙すればいいって話ではありません。
冷却期間後に、どんなアプローチをしてどんな風に復縁を進めていくのか。ということを予めちゃんと考えておいて、そのイメージに近づけるために、いま何をすれば良いのか。
ということをしっかり把握するようにしましょう。