別れた彼女と見事復縁を成功させたKさんに、実際に行った事をインタビューしました。
生々しいリアルな話をお話いただけたと思います。これから元カノとの復縁を目指そうとしている方、正にいま行動中だ。という方は必見です。男性の経験談ですが、女性の方が見ても参考になる部分はかなりあると思います。
別れまでの経緯
彼女と付き合った期間は約2年。別れたのは、2年前。別れの理由は、ドキドキしなくなった。というようなものでした。
これは後から知った事ですが、実際は仕事で関わりがある取引先の男の人の事が好きになった。ということでした。
当時の自分は、彼女に対して尽くしすぎていたし、尽くしていることにある意味、自己満足していました。
振られた時は、「こんなに尽くしていたのに、なぜ。」というように思い憤慨して、彼女の言っている理由がいまいちピンと来なかったですから。
今思うと、彼女に刺激やドキドキを感じさせるような視点がなかったわけですから、振られるのは当然です。完全にマンネリしていたと思います。
別れた彼女との復縁を成功させる為にしたこと
ここからは、別れた彼女と復縁をする為にKさんが実際に行った12の行動をご紹介します。
実は、Kさんは私が復縁コンサルをした方(宣伝)。
私のアドバイスをそのまま受けるだけでなく、ご自身の中で消化しアレンジして下さいました。
1、別れの理由をリストアップし細分化
まず、別れの理由をリストアップしました。
別れの理由をカテゴリー別けして、そのカテゴリーごとに理由を細分化していきました。
ここで炙りだされたものから改善策を練っていくわけですが、必要があれば、細分化したものを更に細分化しました。
ここで意識したのは、主語を自分にすることです。主語を彼女にすると問題点がハッキリしないですし言い訳っぽくなりますから。
具体的には
・ドキドキさせる事が出来なかった。
→彼女を常に再優先していた。
→尽くすことで満足し、彼女の求めている事を理解するという発想が欠如していた。
→自分磨きを怠った。
→自信がなかった(これを更に細分化)
・自信がなかった。
→他人に対する劣等感(仕事、年収、自己実現)
→恋愛に関する経験の足りなさ
→彼女に対する劣等感
・刺激を感じさせる事が出来なかった。
→彼女に新たな価値観や情報を提供できなかった。
→自分自身のインプット不足。アウトプット不足。
→行動力の欠如。
こんな感じです。
ここで紹介したのは一部。全部で200くらいの原因・理由をピックアップしました。
2、1の理由に対して改善策をリストアップ
1で出てきた別れの理由に対して、改善策をリストアップしました。
「彼女を常に再優先していた。」に対しては、「仕事、趣味、交友関係などの優先順位を高め、積極的、自発的に行動していく。」
というような感じで。
200くらいの改善策が出てくるわけです。
3、2の改善策をまとめて優先順位をつけていく。
2で出した改善策は、被りが多く出てきます。
例えば、仕事や趣味や交友関係をもっと積極的に行っていく。という改善策は、自信を持つ。ということの改善策の一つでもありますし、インプット不足の改善策でもあります。
ですから、同じような改善策をグループ別けしてまとめていきます。
そして、まとめられた改善策に、優先順位をつけていきます。
私の場合は20程度のグループに別けました。
4、計画を立て、自分磨きを実行していく。
3で実際の改善策をグループ別けし、優先順位をつけたものを、◯ヶ月で全て改善する。という感じで予め期間の目標設定をします。
期間の設定をしないと、計画を立てることは出来ませんから。
私の場合は1年と決めました。1年で原因の全ては改善しようと。つまり、冷却期間は1年ということです。
・毎日やること。
・週に◯度やること。
・月に◯回やること。
など、改善するために具体的に何をどの程度の頻度でやるべきかを決めます。
最終的に、それをスケジューリングをしていきます。毎日、朝5時に起きて出社前に◯◯する。9月20日には、◯◯に行く。みたいな感じで。
5、本当に改善しているのか確認する。
実際に自分磨きをしても、自信をつける。だとか、女性の扱いがうまくなる。というような事は、非常に抽象的です。
勉強であれば、テストの点数というような分かりやすい基準があるのでいいですが、恋愛はそうはいきません。
自分磨きの成果を、元カノと会って初めて実感する。では、危険すぎますし、自分が成長している実感を感じにくいです。
ですから、多少無理やりですが、本当に改善しているかどうかを確認する為に何をすればいいか。を考え、実際にそれをして、自分の変化を確認・実感出来るような仕組みを作ります。
結構恥ずかしいのですが、実際に私が自らの成長の確認の為にやっていた事を紹介します。
・キャバクラに行って、その店で一番かわいい子を指名して、一切緊張せずに堂々と話せるかどうか。
・合コンに行った時に、会話している女の子に対して「何をすれば喜ぶのか。何をすれば感情が動くのか。」ということを瞬時に理解することが出来るか。また実際にそれが実行出来るか。
・外見の変化を他人から指摘されるかどうか。
などなど。
変化を実感すると、自分の成長に自信が持てるようになりますから、これはとても大切だと思っています。
6、日記を書く。マインドマップを書く。
これは、向き不向きがあるかもしれませんが、私の場合は日記を書きました。
日記と言っても、簡素なもので、その日の目標を達成できたかどうか。明日は何をするか。今の悩みなどを寝る前にノートに記しました。
また、悩みが大きい時や頭の中が整理出来ない時は、マインドマップを書くようにしました。
7、別れた彼女のFacebookやTwitterは一切見ない。
別れた当初は、別れた彼女のFacebookやTwitter、ブログを朝の通勤時間、昼の休憩時、夜の就寝前、酷いとトイレの中なんかでも逐一確認するのが日課になっていました。
デートスポットのような場所に行っている投稿を見ては不安になり、誰と行ったのか彼女の友達のタイムラインを見て確認したり…、ストーカーのような事をしていました。
これは、完全に相手に依存し期待している証拠なんですよね。
精神的にも不安になりやすく良くないですし、見たって何も変わらないんですから、時間の無駄です。
そう思い、iPhoneからFacebookとTwitterのクライアントアプリを削除しました。
自分磨き中は相手の情報は極力入れないようにしました。誰と付き合おうが、自らの変化によって、復縁を勝ち取ろう。と決意したわけです。
8、冷却期間明けの連絡はLINEで。内容は彼女の趣味に関連したこと。
自分磨きを1年やり遂げました。
どう変わったか。と言われるとなかなか難しいのですが、下記に簡単に書いてみます。
・転職し年収は前年比150%増
・アドレス帳の登録数が350%増
・ダルダルのお腹から、引き締まった身体に。(これはちょっとやり過ぎました。)
・久しぶりに会った友人に100%「変わった」と言われるようになった。
・どんなに美人が相手でも緊張しないメンタル。
・どう思われるか。ということを先に考えて言葉を発し・行動する事が出来るようになった。
など。
1年間頑張りましたし、かなり自信が持てるようになりました。
自信が持てたことも大きいですが、それ以上に、「これが自分の限界。これで振られるなら仕方がない。」とある種の割り切りが出来るようになったことです。
で、彼女にLINEで連絡をしました。彼女に新しい彼氏がいるかどうかは全く確認していません。居たらその時に考えればいいや。と割り切っていました。
内容は、彼女の趣味に関連する質問メールです。
彼女と自分は音楽の趣味が似ているので、
「◯◯ってイベント行く?行くならチケットあげるわ。行けなくなったから。」
というような感じ。
すぐに既読になりました。
ちょっとだけ緊張しましたが、1分もしないうちに返信が。
「えー!いくいく!いいの?」
とか、こんな感じで。(内容は変えてますが、ニュアンスは同じです。)
返事が来たら電話をしようかな。と思っていたんですけど、思った以上に反応がいいので、電話は辞めました。仮にこの後会えるようになった場合、電話をしちゃうとその時の緊張感が減っちゃうと思ったので。
で、軽く近況を話してアポを決めて会うことに。2週間後に。
9、すぐ帰る。
久々の再会でしたが、すぐ帰りました。10分くらい話しましたが。
変わった。という雰囲気を伝えられればそれでいいと思っていたからです。
色々話してしまうと、こっちに対する興味が薄れてしまうとも考えていました。
でも、久々に会う彼女はとても可愛かった。。。本当はもっと話したかった。。。
10、彼氏と結婚直前という事実。一発勝負で誘う。
チケットの受け渡しで会ってから、定期的に彼女からLINEでメッセージが来るようになりました。
沢山話さなかった事が功を奏したのか、外見の変化を感じてもらえて興味を持ってもらえたのかは分かりませんが。
他愛のない話から、家族の話、仕事の話、悩みなど、色々な話をしました。
で、向こうには彼氏が居ました。
なんとなく雰囲気で「彼氏が居そうだ」とは思っていましたが、聞いてみたら黒でした。
そこから発展して「彼氏の両親に挨拶をした。」という話が出てきて、結構これはマズいとは思ったんですけど、逆にこれが良いキッカケになりました。
もう、行くしかない。と。
彼氏がいるのに、今、自分に連絡をしてくる。ということは、彼女にとって何かしらの役割が自分にあるのだろう。完全に隙がない。という訳ではないだろう。
こんな事を考えたり、
そもそも、
今行かないと後悔するぞ。
と。
で、ストレートに誘いました。
本来は、未練が伝わるようなストレートな誘い方はしちゃいけないところだと思いますし、何回か遊んで自分の変化を明確に伝えた上でクロージングしていくほうが良いと思いましたが、
彼女に彼氏がいるわけですから、何回も会うのは難しいので、一発で決めようと。
彼女は承諾してくれました。もう既に自分の気持ちを理解したんだと思います。じゃないと「彼氏がいるから…」と、断ってきたと思います。
彼女と会いました。彼女は「今の彼氏に、元カレと会ってくる。」と言ってきたということ。
内心、怯みました。
今の彼氏は、無関心かめちゃくちゃ心が広いかどっちかって事なので。
11、ワンチャンスに全てを賭ける。
ワンチャンスに全てを賭けました。もう、これでダメならしかたがないと。
練りに練ったデートをしました。
1年間、ここに連れて行きたいなあ。とか、ここに来たら彼女はどんな顔をするかなあ。とか、考えまくっていたので、どこに連れて行こうかはとても迷いましたが、なんとか決めました。
カッコつけず彼女が等身大で楽しめる場所、刺激を感じ、感動できる(と思える)場所に連れて行きました。
どこに行ったかは伏せますが、勝負は、最後の最後に行った個室の居酒屋。
ここで、思いの丈をぶつけました。
3時間くらい、彼女の事がどれだけ好きか。って事を話しました。
この1年間に何を考え何をしたか。という事も、押し付けにならないように言葉を選びながら話しました。
彼女は、終始、照れくさそうにして喜んでくれていました。何度も涙も流しましたが、最終的に彼女が出した答えは「ノー」でした。
即答ではなく、後日電話で言われたんですけどね。
色々考えた結果だと。
これはもう仕方がないと思いました。
でも、彼女に対して何か残せたとは思いました。
電話を切って、やっぱり泣いてしまいましたが、清々しい気持ちにもなったのを覚えています。
12、それから半年…
彼女に振られてから、半年経ちました。
もう、彼女のことは忘れようと、前を向いて生活していました。
いいな。と思う女の子が出来て、いい感じになってきた、そんな時に、彼女からLINEが。
「いま、いい?」
と。
何かよく分かりませんでしたが、返事をすると、「今週か来週会えないか」と。
正直、かなり期待しました。その反面、「今の彼氏と結婚するから、ケジメに最後に会う。」とか、そういう可能性もあるだろうと。
気になりましたが、用件は聞かずに、一週間後に会いました。
彼女は、「あなたを振ってから、ずっとあなたの事を考えていた。自分の気持ちに嘘はつけなくて、1か月後に彼氏と別れた。彼氏と別れてからすぐに連絡したかったけど、都合の良い女だと思われたくなくて半年間我慢した。」と。
まとめ
いかがだったでしょうか。
復縁を目指す全ての方に読んでいただきたい、素晴らしいレポートだと思います。
インタビューに答えていただいたKさんは、本当にありがとうございました。そして、お幸せに。