復縁に行き詰まった場合は、苦肉の策を試してみてはいかがでしょうか。今回は、最後の手段とも言える苦肉の策をご紹介します。
復縁の苦肉の策とは?
苦肉の策とは、人間というものは自分を傷つけることはない、と思い込む心理を逆手に取った戦略の事を指します。
有名な例で言えば、三国志演義の中の有名な赤壁の戦い(映画レッド・クリフでも描かれていましたね。)で、黄蓋という老骨の武将が周瑜と一緒に行った計略があります。
黄蓋が周瑜を皆の前で罵倒し、それに対して周瑜は黄蓋をむち打ちの刑に処しました。これによって、黄蓋は敵である曹操の元に下ります。しかし、これは全て黄蓋と周瑜の計画でした。曹操は黄蓋を受け入れ自陣に入れる訳ですが、その黄蓋は今風で言えばスパイであり、曹操軍の船に火を着けることに成功し、それがキッカケで、曹操軍は周瑜率いる呉軍に負けることになったわけです。
では、復縁における苦肉の策とはどんな作戦でしょうか。
「俺のことが好きならこんなことをするはずはない。」
と相手が思うような、自虐的な行動を行うことで、相手との距離感を再調整することです。
都合の良い関係になっている、相手が私のことをすごく警戒している、舐められている、こういった状況において非常に高い効果を発揮します。
具体的な方法は?
さて、ここからは具体的な苦肉の策の方法について解説していきます。
1、合コンに誘う。異性を紹介する。
「俺のことが好きならこんな事をするはずはない。」と思わせる代表的な方法です。
実際に合コンをしたり、紹介までする必要はありませんが、ポーズを取ることが非常に重要です。
「彼女いないの?紹介しようか?」
というように、とりあえず提案してしまう。というようなポーズを取ると良いでしょう。
相手に「誰か紹介してよ〜」と言われたりした場合、「嫌だ」を言うとか「困ってしまう」と、好意がバレバレで相手との距離感は非常に悪くなります。
ポーズだけでいいですから、いいよ〜。と気軽に返すくらいの気持ちの余裕を持ちましょう。
2、すぐ帰る。
復縁したい相手と会った場合、できる限り長く一緒にいたいと思うのが普通ですよね。
でも、長く一緒に居すぎると、マンネリしますし、相手に好意がバレやすくなります。
「用事が終わったらすぐ帰る」というような事を行うことで、「私のことが好きなら、すぐ帰るはずないよなあ」というように思わせると、良い駆け引きになります。
すぐ帰るのは、辛いことですが、敢えて辛いことをすることで、相手のこちらに対する印象をガラッと変えてしまうのです。
3、わざと振られる。
これは、少し趣向が違いますが、相手との関係が都合よくなりすぎてしまっている場合に効果的です。
都合の良い存在になってしまっていて、完全に舐められていて、「付き合わなくてもいいじゃん」と思わせてしまっている場合、この関係を一気に改善するには、
振られるのが一番です。
相手も、告白されて、振れば、今までのように都合の良い関係性を継続することはできなくなります。
これによって、相手との距離感をリセットしてしまうのです。
振られるのは辛いですが、都合の良い関係のままでは復縁は難しいですから、敢えて辛いことをすることで、関係性の改善を目指していきます。
まとめ
今回紹介した苦肉の策はごく一部です。普通好きな相手にはこれはしないだろうなあ。と思うことをすればするほど、緊張感が芽生えドキドキさせやすい関係に近づけることが出来ます。
自分が傷ついたりすることを恐れすぎてしまっていれば、どうしても都合の良い存在化してしまいます。
自分が傷つくこと、辛いことを率先することによって、関係が改善することは山ほどありますから、一度自分が辛いことを避けていないか。それによってどんなリスクがあるのか。ということを改めて考えてみてはいかがでしょうか。