今回は、別れ際に喪失感を与えるための方法を解説します。相手を後悔させるためにも、その後、相手に未練を感じさせるためにも、復縁をするためにも、別れ際に喪失感を与えられるかどうかはとても重要なことなので、よく読んでおいて下さい。
振られた側のままでは喪失感は与えられない。
喪失感っていうのは、「もう会えないんだなぁ」「もうメールも出来ないんだなぁ」というように、失ったことを実感し、寂しい気持ちや満たされない気持ちになるから芽生えるわけです。
ですから、喪失感を感じさせるには、振った相手と振られた私。という関係のまま終わってしまってはダメ。
あなたのことを「失った」と強く感じさせるために、「お互いに納得し自分から相手にバイバイを言う」事が必要です。
別れ際に喪失感を与えるには、対等の立場になるべし。
一番良くないケースは、
振られたあなたが、最後の最後まで相手を追いかけ続け、相手がそれを振り払うかのように強引に別れる場合。
これがどうしてダメか。というと、相手は「あなたを失った」とは思いにくいからです。
いつでも簡単に戻れそうですからね。
別れたくない!と相手にハッキリ伝えるのは悪いことではないですが、最後の最後まで抵抗し続けるのは絶対にダメです。
相手の気持ちや考えを聞き、自分の意見を伝え、それでも相手が別れを選ぶのであれば、納得しなければいけません。
で、この納得というのがとても大事なこと。
納得する。ということは、相手との別れを受け入れる。ということですから、「自分も相手を振る」ようなもの。
これをすることで、対等に限りなく近い立場で別れることが出来ます。
別れに同意した翌日にもう一度会うべし。
これは、出来ればですが、
別れに同意した翌日(もしくは近い日)に、「忘れ物の受け渡し」というような用件で、改めて会うと良いです。
この時に、あなたは割り切って明るく相手と接して下さい。
未練は一切見せずに、今までの感謝の気持ちを全面に押し出して対応して下さい。帰るタイミングは自分で決め、最後の最後まで寂しそうにはせずに対応しましょう。
これが、ボディーブローのように後から効いてきます。
この対応によって、「もう私は別れを受け入れて、あなたに対する未練は一切ない。」という強い意思表示となります。
相手からすると、「別れた後も、いつものような雰囲気で会って会話が出来て、会話自体も楽しい」わけですから、これからも友達のような感じで会いたいだとか、もう少し一緒に居たいだとか、誘いたいだとか、そういう甘えが出て来やすいです。
それを断ち切るかのように、明るく「今までありがとう。じゃあね!」と言って去る事で、相手に喪失感を強く与えられるのです。
「あれ、俺のほうが振られたみたいだ。」
こんな風に思わせられるわけです。
これはあくまで一つの例ですが、別れを受け入れた後に、もう一度相手の興味や関心や甘えを引き出した上で、こちらからサクッと相手のことを断ち切る。
ということが出来ると、喪失感を与えやすいです。
注意:冷たくするのは逆効果。
振られたのが悔しく、喪失感を感じさせようと、あえて相手に冷たくする人が居ると思います。
これは、逆効果になる可能性が高いです。
その理由は、「これで良かった」と思わせてしまうから。
「冷たくされてしまった。傷つけてしまったなあ。でも、別れるんだし仕方がないよな。」
というような感じで。
そもそも振る方は、振ったことで、あなたが傷ついたり怒ったりするのを、予め想像してますからね。
この想像をいい意味で裏切るのが、相手の感情を揺らす為の基本ですから、相手の予想通りの対応をしてもダメなのです。