「冷却期間を置いて別れの原因を改善して、その変化を元彼に会って伝えましょう。そうすれば復縁は成功しますよ。」
なーーんてフレーズ絶対に見たことがあると思うんですが、
別れの原因が「嫉妬や束縛」だった場合、
それって付き合ってからじゃないと、「嫉妬しなくなった自分」「束縛しなくなった自分」を見せることってできなくない?
これ、私じゃ復縁無理なんじゃない?
そんな風に考えてしまうことよくあると思います。
大丈夫。「嫉妬や束縛」って別れの原因の中ではすごく軽いほうです。
好きだけどもう無理。みたいな感じ。あなたに対する好きな気持ちはあるけど、嫉妬や束縛に疲れて別れた。という状況であることが多いですしね。
自信があって余裕がある自分で会うことができれば何の問題もないです。
詳しく解説していきます。
冷めてきたから、嫉妬や束縛に感じるようになった。
嫉妬や束縛で別れることになった場合、多くのケースで最初は彼のほうが気持ちが大きかったと聞きます。
彼は、元々追いかける恋愛が好きで、付き合った当初からたくさんの愛情表現をしてくれたので、それがあなたにとって普通になってしまいます。
すごく愛されていると感じますし、安心できるので、彼に依存するようになってしまいます。そして、嫉妬や束縛をするようになってしまうのですが、最初は彼はそれを愛情表現だと思い、喜ぶか、理解を示してくれていたはずです。
でも、彼の付き合った当時のようなモチベーションは時間の経過と共に少しずつ減ってきていきます。
あなたはそんな変化を敏感に感じ、不安になり、彼の気持ちを確かめようと、もっと束縛や嫉妬をしてしまいます。
彼からすると、最初は好き?と聞かれて好きだよ。と返すやりとりも嬉しいはずでしたが、いつの間にか言わされているような感覚になってしまいます。
連絡もそう、会うのもそうです。いつの間にか、嬉しかったことだったはずなのに義務感を伴うようになってしまいます。
そうなると疲れてしまいます。好きかどうか分からなくなってしまうんです。
こちらも不安で不安で仕方がなくなってしまいますよね。
他の女の子と連絡取るのは辞めて。とか、どうして会えないの?とか、どうして連絡くれないの?とか、私のこと嫌いになったの?とか、そんなフレーズをついつい言ってしまいます。
そして、彼も我慢ができなくなり、別れよう。と切り出してしまいます。
これはよくあるパターンなので、別れる直前まで彼が我慢してたなんて分からなかったとか、まだラブラブな時に強烈な嫉妬や束縛をしてしまい彼が一気に冷めてしまったとか、彼からの愛情表現がすごくあったわけじゃないけど付き合ったことに安心しきって嫉妬や束縛をしちゃったとか、違うケースもありますが、彼と私の気持ちのすれ違う過程はだいたい同じだと思います。
僕は男も悪いと思うんですよ。そう思いませんか?最初は猛烈に愛情表現して期待させたわけですから。嫉妬や束縛が本来嫌なら、すぐに言えよ。と。我慢すると決めたなら嫉妬や束縛をされないような関係性を目指せよ。と。それに、このケースのほとんどで自分が悪いって全く思ってないのがシャクです。
…話を戻しますが、嫉妬や束縛が根本的な原因じゃないんです。彼が冷めたのが原因なんですよ。
だから、彼にまた追いかけてもらえばいいんです。再会時に、変わったわたしで会って、ドキッとさせて、俺のこと好きなのかなあ。くらいは思わせておいて、彼が少しアクションしてくるようになったら、あとはずっと受け身。追いかけさせちゃいましょ。
追いかけてもらえたらいい。と書きましたが、これだとちょっと分かりにくいかもしれません。
再び好きになってもらえたらいいんです。そんなに深く考えないで大丈夫。
嫉妬や束縛をしない人は、理性的な人。
と言っても多少は変わったことをアピールしたいと思います。ちょっとしたコツをお伝えします。
嫉妬や束縛をしない人って、自信があって余裕がある人です。
自信と余裕っていうと抽象的すぎる気がするので他の言葉にしてみます。
嫉妬や束縛をしない人って、理性的な人です。感情に流されない芯のある人です。客観的な視点を持ち合わせています。
例えば、飲みに行って、もう一軒どう?と言われた時に、明日仕事早いし今日は帰るよ。本当は一緒にいたいけどね。
こんな風に感情に流されずに理性的に判断することができる人、こんな人が嫉妬や束縛をする人に思えますか?思えませんよね。
元彼と再会した時に、ネガティブになることって結構あります。気になる人がいる。みたいな話をされたとか、またご飯行きたい。って言ったらちょっと悩まれた。とか、どうも気まずい感じが抜けきらず距離が縮まらない。とか、
こんな時こそ、理性的な私のアピールチャンスです。
彼女できた?好きな人はいないの?そんな風に聞いた時、気になる人はいる。と言われたらあなただったらどうします?
1、早々にこの話を切り上げる。
2、気になる人について質問して彼の悩み相談に乗る方向にする。
3、気になる人がいるって言われてしまったらもう隠してもしょうがないと思い、「私にまだ未練あるの気づいてるでしょ?ちょっと淡い期待をしながら今日来てたんだよね(笑)でも、気になる人がいるのかあ。ショックはショックだけど、私も気になるな。どんな人?」と自分の気持ちを伝えて、その上で、恋愛の相談に乗る。
1は感情に流されすぎなので違うと思いますが、正解は2か3ですね。個人的な好みで言えば3でしょうか。一番理性的だと思います。自分の好きな気持ちを伝えちゃった上で恋愛相談に乗れる。すごいタフな感じ。2の場合は、次に誘いにくいんです。他に気になる人がいるって言う人を誘うのって勇気いりますし、彼もあなたの未練には多少気づいているでしょうから、誘いにくいと思います。もしかすると気になる人がいることを伝えたばかりに、自分のことを諦めたんじゃないか。って彼に思われるかもしれません。会えるってことは、気になる人はいるけど、あなたのことも多少気になってる証拠だからもったいないんです。3の場合は、あなたに気になる人がいるのは分かったけど、それでも会いたいんだよね。って言っても筋は通っているので次に最も繋げやすいかなと思います。
傷つくのを恐れない姿勢も、理性的である自分のアピールになります。
再会した時に、感情が揺れるようなことを言われた時こそ、アピールのチャンスです。正にピンチはチャンスです。
こんな時こそ、感情に流されないで理性的に対応できるようにしましょう。
嫉妬しそう。束縛しそう。と思われなければOK
嫉妬しない自分、束縛しない自分をアピールしなきゃいけない。と思うと肩にちょっと力が入ってしまいます。
実際は、再会した時に、復縁したら嫉妬しそうだなあ。とか、束縛しそうだなあ。とかそんな風に思わせなければ大丈夫。
彼が、「復縁したい気持ちはあるけど、前みたいなことにならないか不安。」
そんな風に言ってきた時、私と復縁したら嫉妬したり束縛したりしそうだなって再会してから思った?と返して、そんな材料が見つからなければ彼を説得することは容易です。
実際にこんな会話は、お互いに復縁について意識するようになると、かなりの確率で言われます。
ですから、嫉妬しそうだなあ、束縛しそうだなあ。とかそんな風に思わせなければ大丈夫。説得できます。
では、どんな時、そんな風に束縛しそうだなあ。とか嫉妬しそうだなあ。と思わせてしまうか、考えてみましょう。
嫉妬や束縛をするような心理状態って、彼の気持ちを気にして自分の感情がグラグラ揺れやすい状態。彼を前にするとマイペースになれない状態。彼に合わせちゃうし、彼がネガティブなことを言うとすぐ不安になっちゃう。彼にあなたの心を完全にコントロールされてしまっているような状態です。
なので、彼の前でマイペースでいられることがとっても大事です。マイペースを心がければ、彼に束縛や嫉妬の印象を与えることはまずありません。
そのためには、彼に会う時には下記のどちらかの状態でいられるようにしましょう。
・大丈夫。絶対復縁できる。って信じきる。
・彼がどんな反応をしようと、私は私が後悔しないように行動するだけ。って覚悟を決める。
復縁できるかどうか不安、追いかけてもらえなかったらどうしよう、気になる人や彼女が居たらどうしよう。
こんな風にネガティブなことばかり考えながら会えば、彼の言葉や態度一つ一つに敏感になってしまい、その時に感情がマイナスに動いたことはきっと彼に伝わってしまうでしょう。そうなると、変わっていない印象を与えてしまうかもしれません。
まずは、どんなことが起きても動じない覚悟、気持ちの整理をして再会できるようにしましょう。
▼自信を持って彼に会いに行く方法▼
こんな風に偉そうに言っている筆者ですが、6年ぶりに元カノに会った時に、私多分結婚するんだよね。って言われた時には、さすがに頭真っ白になりましたけどね(笑)言おうとしていたこととか全部吹っ飛びました(笑)
こんなことを言われたらもう覚悟を決めて自分の気持ちを伝えるしかないです。ここまできて傷つくのを恐れてもしゃーないですしね。
困った時は、ネタバラシ
困った時は、ネタバラシをしちゃってもOKです。
未練があることを言っちゃう。ってやつです。
上でも少し触れましたけど、私の気持ち、気づいてるでしょ?って言っちゃうやつです。
強い嫉妬や執着で別れてしまった場合、自分のことがすごく好きだったあなたのイメージが強いですし、こちらから誘ったのであれば、彼もあなたの気持ちに薄々気づいています。
それに彼はあなたの気持ちに敏感で、自分の気持ちに嘘をつくのが癖になっていたわけです。あなたに気を遣ってなかなか正直になれずにいました。
実際に再会した時も、最初は探り合いになることが本当に多いです。
そんな印象や気まずい空気を全部まとめて無くしてしまおう。って話です。
だから、先に言っちゃうんです。1回目のデートでもいいですし2回目のデート、3回目のデートでもいいでしょう。このままなかなか進展しなさそうだな。と思えば、思い切ってやっちゃいましょう。
言うことで何が起こるか。
お互い隠し事なしで、深い話ができるようになります。
なんでそんなに俺のこと好きなの?そんなにいいところある?
とか、そんなことを聞いてくると思います。彼のどんなところが素敵なのか、いいところとか、色々話せますよね。
買いかぶりすぎだよ。俺、そんないい人間じゃないよ。とか返してきます。
知ってる。あなたのこう言うところとかやだなって思ってる、でもそれ以上にいいところがあるよ。
と、フェアに彼のことを理解していることも伝えられます。
好き。っていう感情のまま会いに来てるわけじゃない。冷静な自分で自分の気持ちを確かめるために来ている。ってことを直接伝えることができます。
これ以上説得力のある変化のアピールってありません。理性的でしかありません。
こんな人が、嫉妬や束縛をする人に見えますか?見えませんよね。
それに先にネタバラシをしてしまうことで、変な駆け引きをしたり探り合いをする必要は無くなります。
それに、こんなアプローチができるのって元カノだけです。元カノの特権です。
自分のことを色々知っている元カノが、あなたの嫌なところはこういうところだ。でもそれ以上にこういうところが素敵だ。って言ってくることの説得力。これ以上のことってないです。
なので、嫉妬や束縛が別れの原因だった場合、好意はお互いにあるような気はするけど、なんか進展しないなあ。と思ったり、相手に好きな人がいる。とかそんなことを言われたらネタバラシをしてしまうのは、全然アリです。
でも、こんなことしちゃったら追いかけてもらうことってできなくない?
という不安も出てくると思います。大丈夫。出来ます。彼から少し接近して来た時に、私も自分の気持ちを確かめたいから、何度か会いたい。と言う意思を伝えて、彼からの誘いを待てば大丈夫。デートをしても帰る時、早めに帰るようにすれば大丈夫。
追いかけるってお互いに追いかけていても成立します。というか付き合い始めってそんな感じですよね。
これは絶対にやれって話ではありません。でも、困った時は自分の気持ちを言ってもいいんだ。って思っていられることの安心感ったらないと思います。
色々言いましたが、追いかけさせればOK
色々と言いましたが、嫉妬や束縛が原因で別れた場合、そこまで別れの理由に固執する必要はありません。
嫉妬や束縛で別れてしまった場合、自分が我慢できればこんなことにならなかった。なんであんなことを言ってしまったんだろうと、強い後悔をして、自分のことを責めてしまって、なかなか前を向くことが出来ないかもしれません。
苦しく辛い時間だと思います。でもそれは、あなたが前を向けるようになるために、必要な時間です。
あなたが冷却期間中に、苦しみながらも少しずつ気持ちの整理をして、自分の感情をコントロールすることができるようになって、自信を持って、覚悟を決めて彼に会いにいけば、それだけで充分。きっとうまくいきます。
焦らず、じっくりでいいんです。そして、よし!と覚悟が決まったら彼に連絡してみましょう。