よりを戻すために冷却期間を置きましょう。
こういうのは簡単ですが、実際に、何のために置くのか。どう置くのか。置いた場合のデメリットは何なのか。というような事を事細かに解説しているテキストを見たことがありません。今回は、よりを戻す為の冷却期間について掘り下げてみますので、参考になさって下さい。
よりを戻すっていうのは、マイナスをプラスにする作業
出会った頃の2人は、お互いにゼロの状態。何も知らない状態です。
付き合う前も同じ。相手の嫌な部分は殆ど見えません。むしろ、付き合ったらこんなに良いことがあるんだろう。
というようなポジティブな妄想をお互いにしている状態です。
しかし、別れ際はどうでしょうか。
お互いに良い部分も悪い部分もよく理解しています。そういう状況で別れを決意したわけですから、プラスよりもマイナスの要素が勝ってしまっているのです。
つまり、マイナスの状態。
このマイナスの状態からプラスにするのは、ゼロをプラスにするよりも非常に難しいのはお分かりだと思います。
よりを戻す。というと、マイナスからゼロに戻すようなイメージをしている方が多いですが、そうではないです。
よりを戻すというのは、マイナスをプラスにするということ。
その為には、マイナスを打ち消すようなプラスの要素を身につけるか、
マイナスを消して、尚且つプラスの要素を身につけるか。
そして、あなたのプラスの要素を相手に伝える。そして相手に伝わる。そして相手の気持ちが変わる。
ここまでして、よりを戻せるわけです。
冷却期間は、マイナスをゼロに変えるための補助輪
冷却期間を置けば、マイナスがゼロになる。もしくはマイナスがプラスになる。そう考えている方がいるかもしれませんが、それはありません。
あなたのマイナスの要素を相手が忘れるだけ。
「(悪い意味で)変わってないなあ」というように、思い出させてしまうことはあり得ます。
冷却期間はマイナスをゼロに変えるための補助輪のようなもの。
長い時間会っていなかった異性の友人が、びっくりするくらい変わっていて、ドキドキしてしまった。
こういうような状況を目指さなければいけません。
この「びっくりするくらい変わっていて」がなければ、冷却期間は置いても意味が無いと言っても過言ではありません。
冷却期間を長時間置けばいいという訳ではない。
冷却期間を長く置けば置くほど、相手はあなたのことを忘れていきますから、出会った頃の2人のようなゼロの状態に近づけることは可能です。
例えば、10年も会っていなければ、再会時の2人は、初対面の2人と殆ど変わりがないでしょう。
しかし、一般的に10年も冷却期間は空けることは出来ません。
長くても2年〜3年が精一杯でしょう。
2〜3年では、ゼロには出来ません。
結局のところ、再会時にどれだけのインパクトを与えられるかが全てです。期間はさほど重要ではないのです。
また、期間を空ければ空けるほど、相手が結婚してしまうリスクが高くなります。恋人が出来てしまうくらいならなんとかなりますが、結婚されて子供が出来てしまったりすると、普通はもう諦めるしかないですよね。
ですから、冷却期間は長く置く。というような発想ではなく、出来る限り短くするという心構えをするべきです。
参考記事:冷却期間が短い場合でも復縁は可能です。
よりを戻す為にどの程度の期間が必要か?
冷却期間はどの程度置けばいいのか。これを気にする方は非常に多いと思います。
しかし、前述したように、冷却期間は長く置けばいいというものでもないですし、あくまで補助なので、そこまで拘る必要はありません。
あなたが全力で自分磨きをする。また、その自分磨きが正しい方向性で行われている前提で言えば、
連絡を取り合って普通に気まずくなく会話が出来る程度の期間を空ければOKです。
これは1ヶ月の人も居るでしょうし、半年の人も居るでしょう。
別れの理由や相手の性格によって変わってきますので、自分ではよく想像出来ない場合は、下記からご相談下さい。
まとめ
冷却期間はあくまで補助。実は、メリットはあまりありません。
それよりも、冷却期間中をどう過ごすか。そしてどう変わるか。変わった自分をどう見せるか。ということが大事ですから、この事に注力するべきです。
どれくらいの期間を置こうか。というような事を考えて悩むのは、1日〜2日くらいで終わりにしましょう。私に言わせればその時間が勿体ないです。