今回は、女性が元カレと復縁するために置く、冷却期間についての考え方を、博士に語っていただきました。
「今日は、女性の冷却期間について語ります。」
「え、男と女で冷却期間の置き方に違いがあるんですか?」
「そりゃああるさ。男と女で同じ所を探すほうが難しいんだから。」
「た、確かに!よろしくお願いします。」
女の冷却期間は駆け引きです。
女の子が元カレと復縁するために、冷却期間を置くのは、もう最近は当然のようにメディア等々で言われていますから、言わずもがななところがあると思います。
でも、皆さん、冷却期間を、メールを送ったら嫌われそうだし、会おうと思っても会ってもらえないから仕方がなく置くものだと思っていませんか?
確かに、別れ際に険悪になってしまった場合、こういう発想にいきがちですが、こういったネガティブな冷却期間の捉え方は、私からするともったいないです。
男性というのは、元カノに対しての未練を抱きやすいです。よく女性は過去の恋愛を上書きするが、男性は並べておく。と言いますが、正にその通りで、なかなか男性は元カノへの気持ちを断ち切れないものです。
この特性をよく理解していれば、冷却期間は駆け引きになると分かるはずです。
時間を空ければ空けるほど、元カノに対する印象は良くなる傾向にあります。(もちろん、別れ際の印象次第ではありますが。)
ですから、冷却期間は仕方がなく置くものではなく、次回会った時までの、あなたへの期待値を最大限に高める為の駆け引き的な行動だと考えて欲しいです。
冷却期間で大事なのは、置く前。
行動経済学などでは、よく言われていることですが、人間というのは何でもかんでも最後の印象を引きずる傾向があります。別れというのはその最たるもので、今まで付き合ってきた元カレの事を思い出す場合、鮮明に覚えているのは、最後に会った時の元カレの対応であったり表情であったり声であったりではないでしょうか。
付き合っている時の印象よりも、圧倒的に最後に会った時の印象を引きずります。
ですから、冷却期間を置く前に、最後に会った時の印象が良ければ良いほど、冷却期間中に元カレの中でのあなたへの印象が良くなる。つまりは未練を濃く残すことになる事につながるのです。
オススメとしては、別れ話に決着が着いた後に、一度、忘れ物の受け渡し等で彼と会う。
その時に、「付き合っていた頃と変わらないような楽しく穏やかな時間を過ごす事」が出来れば、冷却期間の効果をグッと高めることが出来ます。
男性って不思議なもので、別れ話中は鬼のように冷たいんですけど、別れが決まると嘘のように優しくなります。このタイミングに会えると、付き合っていた頃よりもむしろ、いい雰囲気で会うことが出来たりします。
まとめ
「冷却期間は駆け引きの意味が分かってくれましたか?」
「はい。すごくよく分かりました!」
「冷却期間をネガティブに捉えていると自分磨きだってなかなかうまくいかないので、冷却期間をもっとポジティブに捉えて欲しい。というのが私の願いです。」