相手に未練が残りやすい別れ際の対応、相手に無視拒絶されてしまっている時の対応の方法、冷却期間の置き方、冷却期間の過ごし方、再会のタイミングや方法など、実際に復縁を成功させるまでの全ての流れをまとめてみました。
復縁するためにどんな方法をとればいいのかわからなくて絶望している方や、今の自分の状況が復縁にとって本当に正しい方向に向かっているのか不安な方はぜひこのページをご覧ください。
相手から別れたいと言われたらどうしたらいいのか?
彼氏から「別れたい」と言われてしまったらどう対応するべきか。
・「別れたくない!」と伝える。
・そっけない対応をする。
・怒る。
・相手の気持ちを尊重して受け入れる。
このいずれかのパターンです。
この中でどれが別れの回避につながりやすい対応の方法か分かりますか?
正解は「別れたくない!」と伝える。です。
えっ。意外。そう感じた方も結構多いと思います。
この世の復縁について書いているブログには、「復縁したいなら別れたくないと追い縋ってはダメ!」と念仏のように書いてあります。
これ、なんでかと言うと、相手から別れ話をされた時に、反射的に「いやだ!別れたくない!」と言える人って、かなり相手に依存している人なんです。別れの原因は十中八九「重い」です。
付き合っている時から重いなあ。と思われていて、それが嫌で別れようと言ってきた。それに対して、感情的に「別れたくない。考え直して。お願い。」の一辺倒で話し合いにならない。重さの追い討ちです。最終的には着信拒否、ブロックです。
こういう絶望的な状況の方からの相談がとても多いこともあって、復縁をカジッたことのある人は、「追い縋ってはダメ」「別れたくない!なんて言ったらダメ」と思考停止で言いがちですが、実は違うんです。
私が相談を受ける時に一番、あー、やってしまいましたなあ。と思うのが、「別れたいと言われて感情的になって怒ってしまった。」とか、「悔しくて、分かった。バイバイ。って素っ気なく対応して帰ってしまった。」とかそういうやつ。
これ、好きだから、別れたくないからこそ言っちゃうやつ。気持ちはよく分かるんですよ。別れたくないって言うの付き合う前に告白するより怖いですよ。
実際、私も19歳くらいの頃、4年間付き合っていた彼女に振られた時、めちゃくちゃ好きだったのに「別れたくない」と言えませんでした。怖いんですよ。別れたくない。って言うのって。別れたくない。って言ったところで相手の気持ちなんて変わらないと思うし、何よりも「無理だよ」って言われるのが分かるので、傷つきたくないから、そんなことは言えません。
でも言うべき。
その理由を説明していきます。
まず、基本的に別れを切り出してきた側は、気まずそうに、もしくは申し訳なさそうにしていることが多いです。
これはそうですよね、あなたを傷つけることが分かっているから。相手の優しさですね。
この状態って、共感アンテナビンビンな状態。あなたが言うこと全部、カラッカラに乾燥したスポンジが水を吸う如く、全部ズドンと心に入ってくるような状態です。
この時に、どれだけ相手のことが好きか。伝えるんです。これ、ものすごい伝わりますよ。
振られてるのに、好き好き言うの、バカみたいですけど、これ、相手の心にナイフでグサグサ刺しているのと同じ。刻み込まれます。
二人の絶頂期に好きって言われてキュンキュンとくるやつ、あれもいいものですが、まあそんな残りませんよ。2ヶ月後には忘れてます。でも、これは下手したら老後まで残りますからね。
「あなたのことこんなに好きになる人、世界中、過去、未来、探しても、絶対現れないよ。」
そう言う意気込みというか、気持ちで相手に別れたくない気持ち、好きな気持ちを伝える。
これをやることで、その後の相手の心に残る未練が全然変わってきます。
刻んでますからね。当然です。
でも、自分の都合や気持ちだけを相手に押し付けるのはダメです。その先にあるものは、さっき言った着信拒否です。
ちゃんと相手の言い分を聞いて共感する。理解を示すことをしないといけません。
流れとしては、
相手の別れたい理由を聞く。その理由について反省や後悔など話す。相手の別れたい気持ちを受け入れる姿勢を見せる。その後に、別れなきゃいけない、別れることがあなたにとっての幸せだって理解してる・・・、してるけど、でも
こんな感じの後にあなたの気持ちをぶつける。
順番を間違えるとえらいことになります。
別れを受け入れる意思を見せる前にこれをやってしまうと
相手はスッと冷静になってしまいます。「この状況、どうしたらいいんや。どうやったら別れられるんだろ。」って着地点を探し出します。男性ってそう言うところがあります。着地点が見えないと飛び出せない。
「重いから無理だよ」「重いの直すから!」「性格なんてそんな簡単に変えられるわけないじゃん」「でも、変わるから」「前だってタバコやめるって言ったのに辞めれなかったじゃん。信じられないよ。」みたいに詰め将棋のように理論的に相手が返すようになったらヤバいって思ってください。あくまで、理論で返せない土俵、感情の土俵で相手に想いをぶつけるようにしましょう。
相手から別れを切り出された時は、こう言った対応をするのがベストです。相手の中にまだ入り込む余地があれば、気が変わってそのまま復縁もあり得ます。別れ話を終わってさよならをした後、
感謝の連絡をするも良し。事務的な連絡で会うも良し。冷却期間を置いて自分磨きに入るのも良し。
色々なオプションがあるので、やって損はありません。というか、我慢しないで自分の気持ちをはっきり伝えた方が、後悔も少ないです。
相手に拒絶されている時はどうしたらいいのか。
次は拒絶パターンです。拒絶にもいろいろ種類があります。
・相手が浮気やそれに準ずる裏切り行為によって完全に怒っている場合。
・追い縋り過ぎてしまって相手の不信感がMAXな場合。
・相手に精神的な余裕がなく、全てを捨てたい。みたいな理由から衝動的に拒絶してきた場合。
など。
拒絶されている場合のポイントは、ボールを投げて、返事が来るのをひたすた待つ。ということ。
相手が浮気やそれに準ずる裏切り行為によって完全に怒っている場合
浮気系は、結構どうしようもないです。何をしたって絶対に無理なことが多いので、ワンチャンスに賭けて、謝罪の連絡と忘れ物の連絡で、相手にボールを投げておく。相手が少しでもあなたに対して気持ちがあれば、相手から連絡が来ますから。
何通も連絡するとまずいので、1通に賭けましょう。
追い縋り過ぎてしまって相手の不信感がMAXな場合
追いすがり過ぎて拒否されてしまった場合、これは拒否=連絡してこないで。というメッセージなので、連絡をもうしません。ということが相手に伝わることで、相手があなたを無視や拒絶をする理由がなくなって態度が軟化するっていう、禅問答のような状況です。
話が少しだけ逸れますが、男性って意味のないことって基本的にしません。女性は別れたらとりあえず元カレのSNS関係を全部ブロックする。とかそういうこと結構します。気分の問題です。男性の場合、連絡が来ないのであれば害も何もないので、わざわざブロックしたりしません。
男性の行動って全てに意味というか打算が入っているので、そのことは意識した方が良いと思います。
話を元に戻しますが、拒絶されてしまった場合は、もう追い縋ったりしない、諦める。ということと、相手への今までの感謝を伝えて、一旦放置します。
これをしておかないと、あなたを拒絶することに意義を感じてしまうから。
そして、あなたのことを相手が忘れた頃に、事務的な連絡を淡々とする。淡々とすることがとても大切です。相手にボールを投げて、返ってきたらチャンス。返って来なかったら、結構もう厳しいです。
こうなってくると復縁工作とかそっちの分野になってきますが、復縁工作は全然オススメしないので、他の異性に目を向けるとか、恋愛以外に好きなことを探すとか、そっちにいってほしいなと個人的に思います。
相手に精神的な余裕がなく、全てを捨てたい。みたいな理由から衝動的に拒絶してきた場合
この場合、重くなってしまった。っていうのは大体のパターンであるはあるんですが、こちらの問題というよりは相手の問題なので、相手の抱えている問題が解決しない限りは、復縁は難しいです。
保護者のような気持ちで、遠くから見守っているような感じで、彼のことを待っている。忠犬ハチ公のようなメンタルじゃないと、しんどいと思います。
これも相手にボールを投げてひたすら待ちます。重過ぎた場合は、謝罪を伝えて、放置。その後、数ヶ月経過したのちに事務的なメール。相手にそこまで負担をかけた覚えはない場合は、謝罪をすると重くなって相手を余計に苦しめることになるので、余裕ができたら忘れ物の件で連絡ください。というような連絡をして待つ。
こういった感じ。
冷却期間ってそもそも何?
復縁における冷却期間ってなんだ。ってことを改めて話しておこうと思います。
冷却期間には2つの目的があります。
一つは、相手にこちらの悪い印象を忘れてもらう期間。
もう一つは、別れの原因を改善する期間。
どんな状況の人でも、冷却期間をとりましょう。と言えば、なんとなく皆さん納得しちゃう。っていう便利な言葉なので業界で重宝されています。最初にこの言葉作った人、すごいですね。
私個人としては冷却期間という言葉は思考停止を助長する言葉だと思っているのであまり好きではありません。便利なので伝わりやすいので必要な時は使いますけどね。
先に言った2つの目的は間違いないんですが、私が考える冷却期間は
これでどうなっても後悔しない。と自信を持てるようになるまでの期間。
もしくは
絶対に成功する。と確信できるようになるまでの期間。
です。
冷却期間中の自分磨きって修行です。だって、うまくいくかわからない、もしかしたら会うことすらできないかもしれない。そんな不安がちらつく中、ゴールが見えない状態で努力するわけです。
これってとてもすごいことで、見返りを求めない努力。究極の自己満足。
ある意味悟りの境地。
冷却期間をしっかり努力した人は、自信満々マンですよ。
再会した時に、キラキラしてないと、相手の気持ちなんて動かせるはずがないですからね。
最初に説明した2つの冷却期間の目的は、あくまで相手に合わせたものなので、達成したとしても不安がチラついてしまいます。
最初はこの2つの目的を意識して冷却期間を過ごしていいんですが、最終的には自分で消化できるものにして欲しいんです。
冷却期間ってどれくらい必要?
冷却期間をどれくらい置けばいいか。というのはよく聞かれる話なので興味のある方は多いと思います。
上で言ったように後悔しないぞ。大丈夫!と自分が納得できたら冷却期間は終了が理想。
ですが、目安を知りたいですよね。
結構この業界はいい加減なもので、
彼の赤ちゃんを産んだ夢を見たら冷却期間は終了です。メールをしたら返事が来ますよ。
みたいなこと言うカウンセラーもいますからね。
この例は極端ですが、結構ほんといい加減です。
私が冷却期間はどれくらい置いたらいいか?と質問に答える際は、経験から導き出しています。別れの原因、経緯、相手の性格、2人の別れ際の関係性、連絡する理由の有無、会うための理由の有無、などから、これくらい期間が空けば、この理由で連絡すれば連絡は返ってくる可能性は高いですよ。とか、こう言った理由で誘えば会うところまではいけそうですよ。と判断してお伝えするわけです。
別れ際に「ボロ泣きしていた彼」なら、明日にでも誘えば会えるけど、別れの理由が「依存による将来不安」と結構重めなので半年くらいにしましょうか。空けた期間よりも、会った時に「変わったな」と思われるような材料があるかどうかの方が大切なので、自信が持てたらもっと早くても良いよ。
みたいな感じです。
とは言っても、相手に彼女が出来てしまったり、転勤で遠くに行ってしまうとか、その時になってみないと分からないことが多いので、
私は、最短で会える方法を一緒に考えることを第一にしています。
極端な話、10年冷却期間を置いて、たまたまスーパーで出会って話しかければ、別れた時にどんなに拒絶されていたとしても、普通に対応してもらえるでしょう。
でも、10年は待てませんよね。
個人的には長くても1年。例外はあれど、基本的にはそれ以上冷却期間を置く必要はないと考えています。
そのために私がとても大切にしているのが、冷却期間を置く前に何をするのか。ということ。
いかに、印象良く別れるか。いかに相手に未練を感じさせるか。いかに早く気まずくない関係性を築くことができるのか。ということです。
皆さんも、冷却期間は長くても1年。で設定して努力してください。この日に連絡する。と決めてしまうのも良いでしょう。
参考記事
どんな風に再会する?メールやラインの内容や頻度は?
冷却期間が終わりました。自信が持てました。どこからでもかかってこい。という状態になったら、いよいよ相手を誘っていきます。
大事なのは誘う理由です。事務的な内容で会うところまで行けそうなら、余計な連絡はしないで、1通で決めてしまいましょう。
ダラダラメールをしてこちらの気持ちがうっすらでも気づかれてしまうと、もったいないですから。
誘うための事務的な理由がない場合、
相手に誘わせる。自分から誘う。
のどちらかになるわけですが、
理想的なのは言うまでもなく誘わせる。ですよね。
InstagramなどのSNSで繋がっていて、気まずくない関係であれば、コメントを呼び込むような投稿を増やして、相手が引っかかるのを待つ、釣りスタイルがベスト。詳しいことは下記を参考に。
特にインスタなどで繋がりもなく、メールかLINEをするしかない場合、あまり長々と連絡を取り合わない方が良いですし、一つの要件で連絡をしましょう。
なんでもいいです。◯◯君の連絡先知ってる?とか、彼の地元のことで聞きたいことがあるんだけど。とか、なんでもいいです。
理想的な流れとしては、
◯◯君、久しぶり。△△です。いきなりごめんね。聞きたいことがあるんだけど、時間あるとき教えて!忙しかったらすぐじゃなくても大丈夫!
のような、要件を言わない連絡を1通。
返事が来たら、即通話。電話やLINE通話で要件を話して、世間話をする。世間話の流れから、カジュアルに飲みorご飯に誘う。
こちらから誘うと好意がバレてしまう。そう警戒してしまう気持ちもわかりますが、LINEや電話のやりとりを繰り返して相手から誘わせる。っていうのはハードルが高く、再現性が薄いのでお勧めできません。恋愛マスターの方だけ狙ってください。
LINEの連絡を繰り返しているうちに、連絡が帰ってこなくなると、かなり困るんですよ。2連続で送るのは既に重いじゃないですか。
なので、畳み掛けるように一気に誘うべきです。
誘うことで好意が伝わるのはしょうがないです。というか、元カレだし今でも好意があるのは当たり前じゃん。と開き直れるくらいがちょうど良いです。
先ほどの冷却期間の話に戻りますが、こういった連絡をして引かれない期間は空けるようにしましょう。1ヶ月後とかだと流石に厳しいですよね。誘い方から逆算することが大切です。1年空ければ世間話で盛り上がれるくらいにはなるはずなので、長くても1年で充分です。
会ったらどうするか。
会えたらどうするべきか。こんなことはここに書くまでもないですが、普通の恋愛と同じです。
誘っているので好意は伝わっています。でもそれでいいんです。元カレ、元カノの関係なので、好きなところがあって当たり前。
褒めまくって問題なし、妙な駆け引きは必要ありません。
好意は目一杯伝えるけど、あなたから好き。付き合いたい。と言われない限りは、この距離より私から近づくことはありません。という距離感は必ずキープするようにしましょう。
男の影を見せるかどうかとか、考える人が多いと思うんですが、男の影を見せても全然構わないですが、あまり関係ありません。好意を伝えること、距離を保つことの方がはるかに重要です。
会えたのであれば、彼女がいようが、好きな女性がいようが、関係ありません。好意を伝え続けましょう。
基本的に、自分から誘うのはこれが最後だと思って挑んでください。
何度も誘うと、精神的に都合の良い関係になってしまうリスクが高いですし、何より刺激が無くなりマンネリしてしまいますからね。
彼から2回目に誘われたら、会った時に「今回誘われたってことは、それなりに私も期待して来たんだけど。」とか冗談っぽくでも言えるくらいの精神的な優位は欲しいです。
そんな風に調子に乗れる自分になれるのか。と、なるにはどうしたらいいのか。と考えてください。
まとめ
長々書いて来ましたが、これが理想的な復縁の方法です。
もちろん、イレギュラーな状況に陥ることも多々あると思いますが、その時は下記より相談してください。
この記事を読んで、少しでも復縁できる自分の姿をイメージしてもらえて、前向きになってもらえたら良いな。と願います。