このページでは、冷めたと元カレに振られてしまった場合に、離れていってしまった相手の気持ちを取り戻すためにどうしていけばいいのかを解説しています。
同じ冷めたという理由でも、今の二人の関係や状況によって復縁に対する考え方や復縁のために行った方が良いことは違います。
ですので、ここではいくつかのパターンに分けて解説しています。
基本的には女性向けになりますが、男性が読んでも参考になる部分はありますので、ぜひ。
別れの理由に、冷めた。というのは男性に圧倒的に多い。だから、相手の気持ちの理解にズレが生まれる。
別れの理由に冷めた。という言葉を使うのは圧倒的に男性の方が多いです。ですからこのページを見に来ている方の大半は女性だと思います。
余談になりますが、女性の場合、彼氏に別れを告げる時、「好きじゃなくなった」とか「ドキドキできなくなった」とか「もっと自立して欲しかった」とか、ストレートな理由を伝えることが多いです。
稀に女性が男性に別れの理由として「冷めた」と伝えることもありますが、これはかなり強い言い方で、突き放すようなニュアンスを含んでいます。私のあなたへの気持ちは1ミリも残っていません。そういう気持ちの表れです。
女性にとって「冷めた。」という言葉はそれだけ厳しい言葉なので、彼から「冷めた」と言われると「嫌いになった」と言われたのと近いような印象、かなり強い衝撃があると思います。
でも、実は男性にとっての冷めた。は、女性のそれとは少し違います。
この認識のズレがあると、この先の復縁活動に間違いなく支障が出ます。
早く本題に入れよ。と言われそうですが、この彼がいう冷めた。について考えてみましょう。
彼がいう「冷めた」の理由
冷めたと言う言葉は、
あなたへの恋愛感情が薄れてきて、あなたから受ける好意や期待(話したい。会いたい。◯◯してほしい。)に喜んで応えることが前のように出来なくなってきてしまった。
最初は一時的なものかと思ったが、あなたから愛情表現されればされるほど自分で冷めていくのが分かった。
こういった感じ。
女性は、恋愛感情が薄れてきたことに気づいた途端、一気に冷めますが、
男性の場合は、気づいたとしても一気に冷めるということはなく、徐々に徐々に冷めてきます。
ですから、彼が別れの時に、「冷めた」という言葉を使ったのは
・我慢をしながら、もしくは気持ちに応えられない申し訳なさを感じながらも、交際を続けてきたがこれ以上関係を続けても自分の気持ちが戻ることはないと思った。
・あなたの恋愛感情と自分の恋愛感情の差の大きさに耐えきれなくなった。
こういった意味です。
長々言いましたが、落ち着くためにも認識していただきたいのは、
冷めた。という言葉が出てきた。と言うことは実は復縁にとってはプラス。絶望するような状態ではない。と言うことです。
なぜなら、恋愛感情が薄れてきたな。と感じても、まだ交際を続けようとした証拠だから。
彼にとってのあなたの存在がそれだけ大切だったという証拠だから。
これ以上、冷めさせない。
彼に冷めたと言われた状態から復縁するには、まずは、これ以上冷めさせないことが肝心です。
冷めさせない為には、追いかけない。ということが肝心。
彼の目線で考えてみると、恋愛感情が薄れてきた時に、あなたから会いたい。とか連絡返して。とかそんな風に求められれば求められるほど、冷静になってきてしまった。最終的にその状態に耐えきれず別れを切り出した。ということが言えます。
ですから、別れた後、もしくは別れを回避しようと、焦って彼に何度も連絡をしてしまうのは、別れる前と同じことをしているのと同じです。
これは更に彼を冷静にさせてしまいます。「どうやったら諦めてくれるのか」という思考になってしまうからです。
これ以上、彼を冷めさせない為にも、別れを受け入れられず、追いすがる。ということはしないようにしましょう。
別れ話はエモくて大丈夫
これを読んでいる方は、すでに別れ話は終わってしまっている場合が多いとは思いますが、自分の別れ話の時の対応はどうだったのか心配な方も多いと思いますし、
まだこれから別れ話をちゃんとする機会がある方は、どう対応したら良いのかイメージができていないことが多いと思います。
冷めたという彼に未練を感じてもらうにはどうしたらいいのか、別れ話の時にどう対応すると良いかを説明します。
上でも言ったように、冷めた。という理由をいう彼にとってのあなたは、大切な存在であることに間違いありません。
ですから、別れ際に、「相手のことが自分にとってどれだけ大切な人なのか」ということを伝えるのに、何のデメリットもありません。別れた後や別れ話をした後だとまずいですが、別れ話の時であれば、「別れたくない」と伝えることに何の問題もありません。
傷つくのが怖くて、自分の気持ちを言うことを我慢してしまう方もいらっしゃいますが、ここは我慢せずしっかり伝えましょう。
冷めた。という言葉を使う方は、感情的に別れたい。と言っているわけではありません。むしろ申し訳なさを感じていますから、あなたの話をしっかり聞いてくれますし、それはかなり彼の言葉に響きます。
ですから、この章のタイトルに書いたように、エモくて(感情的で)も何の問題もありませんし、むしろここで想いをしっかり伝えることで、別れた後に、彼の中にあなたのことを思い出させるトリガーになります。
別れた後に、もっとしっかり自分の気持ちを話せば良かったと、モヤモヤしない為にも、しっかり自分の気持ちを話しましょう。
別れ話の際に彼が泣いたという方も多いと思います。
そんな方は下記も参考にしてください。
また、あなたを傷つけたくない。という気持ちが強い人も多く、別れの原因についてオブラートに包みすぎる方もいらっしゃいます。
ですが、復縁を成功させる為には、別れを考えた経緯や理由など、しっかり話してもらったほうがいいです。
ここで、別れの原因をしっかり正直に話してもらうことで、次の章で触れる謝罪と感謝の時の内容が彼に刺さるようになります。
こういうところを我慢させてごめんなさい。というような謝罪をしても、理由が本当は違っていたら相手に刺さりにくいですからね。
その為には、あなたの聞く姿勢が大切です。全部聞きたい。という強い意思を持ちましょう。
別れた後の冷却期間の置き方
別れた後、しつこく連絡すればするほど彼のことを冷静にさせてしまいます。
冷めた。という理由で別れた場合、別れた後でも連絡をしてくれることが多いので、ついつい連絡を取ってしまう方も多いです。
なぜなら、あなたを傷つけたくない。という気持ちが強い人である場合が多いから。
振って傷つけてしまったから、フォローの意味でも、連絡に無視はできない。こんな理由であると想像できます。
ですが、返事が来ることに甘えて連絡を続けていても、彼の気持ちを変えることはできません。
別れには原因があり、その原因がなくならない限りは、復縁は難しいからです。
また、冷めた。という理由からも分かるように、「緊張感や刺激が少なくマンネリしてしまっていた」ことも別れの理由として強いはずです。一旦連絡を控えて、彼の前から姿を消し、期間を空けて次に会った時に、ドキドキしてもらえるような自分に変わる必要があります。
ですから、速やかに今までの謝罪と感謝を手紙、ないしはLINEなどで連絡をして冷却期間に入ります。
最後の印象が良ければ良いほど、冷却期間中に彼があなたのことを思い出す回数は増え、復縁の可能性はぐっと高まりますから、焦った行動は控えましょう。
冷却期間については、別の記事で3万文字にも渡って徹底的に詳しく説明している記事がありますので、下記を読んでください。
復縁を成功させる冷却期間の正しい置き方 2019年最新ver.
例外:傷つける為に冷めたという言葉を使ってきた場合
これは例外中の例外ですが、前例がいくつかあるので触れないわけにはいかないので触れておきます。
ごく稀にですが、感情的に冷めた。という言葉を使う場合があります。
相手がまだ10代とか、精神的に幼い場合や、交際期間が短く、お互いの信頼関係ができていないような関係の場合に限り、こういうことがあります。
傷つけよう。という意図が強いです。
彼のプライドがあなたによって傷つけられて、それに耐えきれず、あなたにも同様に傷ついて欲しく、冷めた。という言葉を攻撃的に使ってきたという感じです。
女性的な感覚が強いとか、チャラいとか、女々しいとか、オラオラとか、そんな形容詞が合う男性が使いがちです。
今まで説明した「冷めた」は、今に至るまでの気持ちを言語化するのにもっとも適切な言葉として選んだ言葉なので、この場合の「冷めた」とは全然意味合いが違います。
相手に精神的に余裕がなさすぎるので、すごくめんどくさいです。
・謝ったり縋ったりしても調子に乗るだけで更にきつい言葉を言ってくる。
・連絡を控えたり一旦身を引こうとすると、俺ってお前にとってそんなもんなんだ?と怒る。
押しても引いてもどうしようもありません。
ただ、この場合、あなたへの執着の裏返し。あなたに執着しているからこその言動だったりします。
だから、あなたが居なくなったら本当は辛いんです。辛いんだけど、その現実を受け入れることは絶対にできないので、キレる。
個人的には、こういった相手とはハリネズミのようにお互いに傷つけ合うだけなので、復縁はオススメしたくないですが、
関係を一旦修復する方法はいくつか提示できますので、書いておきます。
プライドを傷つけた原因を排除する。
排除できる場合に限りですが、彼を傷つけた原因を無くすことができるなら、無くしましょう。
無くさないと、それが残っていることを理由にあなたのことを許すことがプライドからできないからです。
・彼が嫉妬したり嫌がる交友関係を一旦断ち切る。
・SNSの運用が気に入らない場合、SNSを削除する。
など、できるものがあればやっていきましょう。
追いながら引く、という方法
追いかけてもダメ、引いてもダメなので
追いながら引く。これしかありません。
端的にいうと、彼を傷つけてしまった謝罪に付け加えて「あなたのことが大好き。世界中で一番好き。これからもずっと好き。だかもし許してくれる気持ちがあって会ってもいいって思ったら連絡して欲しい。」
という意図のメッセージをLINEなどで連絡をしてそれ以上の連絡は取りません。
彼からすると、文句は言いにくいです。連絡を取らないけど、ずっと好き。と言われてしまっているから。
彼は、あなたへの執着しているので、これを受け取って数日経って落ち着いてくると、不安になってきます。彼は裏切られるのが一番嫌なので、あなたの気持ちを確かめたくなってきます。
ちなみに、彼のような方と交際するときは、
こういうところが好き。と好きなポイントを具体的に言うこと。
あなたの全部が大好き。と言っていると、俺の全てにNOと言うなよ。と言うようにつけあがってしまいます。
好きなところは好き。嫌なところは嫌。と関係が順調な時こそはっきり言うことで、主従関係を作らないよう工夫していきましょう。
冷めた。と言われるのはむしろプラス
例外も挟みましたが、冷めた。と言われるのは復縁にとってはマイナスではなくプラスです。
深刻に捉えすぎず、いかに気持ちを切り替えて、復縁を目指せるかがとても重要になります。
気分が上向かないと、自分の外見、内面に、良い変化をもたらすことができないからです。
冷却期間を置いて、半年程度を目安に、自分を磨いて、変わった自分になってまた彼の前に現れる。
具体的に良いイメージをして、前向きに取り組んでいきましょう。
復縁を具体的にイメージするために読むと良い記事がありますので、良かったら下記の記事も参考にしてみてください。